ロボット技術が、生活の中で機能するように。
ロボット技術によって、人がもっと活躍できるように。
RT.ワークスは、「人と社会に寄り添うロボット技術」をコア技術とした受託開発サービスを提供します。
特徴
- ロボットアシストウォーカーRT.1、RT.2の開発で培ったロボット技術を軸として、さまざまな製品群に応用展開が可能。
- 開発コンセプト策定から試作機設計・製作、安全試験、効果評価、製品化、上市後の支援まで。一貫した技術支援を提供。
- 介護福祉分野における豊富な市場導入実績。
開発事例
をくだ屋技研様 プッシュキャデ
「プッシュキャデ」は、アシスト機能を搭載した油圧式昇降台車(リフトテーブル)です。重量物を運搬する際、特に女性や高齢者の方にとっては大きな負荷がかかっていましたが、アシスト技術を利用することで作業負荷を低減し、小さな力で搬送作業ができます。また特別な操作を必要とせず、普段と同様の「押す・引く」動作で機能します。
※RT.ワークスは、アシスト機能ブロックの開発を担当しました。
パラマウントベッド様 ベッド設置式リフト・エレベオ
介護リフトは、ベッドから車いすやポータブルトイレなどへ利用者の体を持ち上げて移動させる福祉用具です。「エレベオ」は、ベッド設置式の介護リフトで、ベッドに設置した支柱を軸にアームを回転させ、アームの先にあるハンガーを垂直に上下し利用者を移乗させます。部屋のレイアウトや使い方に合わせて、ベッドの頭側・足側、右側・左側、いずれにも取り付けが可能で、同社在宅用介護ベッドに適合します(一部機種を除く)。
※RT.ワークスは、昇降ユニットの開発を担当しました。
医療法人社団大和会大内病院様 効果検証
平成30年度ロボット介護機器開発・標準化事業「ロボット介護機器の科学的効果検証研究」(国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED))を採択され、東京大学大学院医学系研究科様等と共に効果検証を実施し、「電動アシスト歩行器の導入運用支援マニュアル(案)」を作成されました。
在宅における活用を念頭に、医学的知見に基づいてロボット活用による自立支援の考え方や介護度に応じた対象者のアセスメント方法、機器選定のフロー等を明確化しています。在宅の支援にあたっては多様な専門職が関与する特徴があるため、ケアチームの共通ツールとして活用されることを念頭に作成されました。ロボット介護機器活用による歩行速度、消費エネルギー、心拍数、筋肉量、握力等定量的効果評価も実施しています。
※RT.ワークスは、ロボットアシストウォーカーRT.2と、歩行に関するセンサーデーターを収集・蓄積・解析するためのネットワーク端末およびWEBサービスを提供しました。
モジュール紹介
アシストモジュールでできること
貴社の製品を電動アシスト化、IoT化できます!
モジュールの特徴
モジュールシステム採用によりイニシャルコストを抑え、早期の製品化、市場投入を実現できます。
アプリケーションに合わせた仕様カスタマイズ、チューニング、安全認証に対応することが可能です。
バッテリー、モーター等の基幹部品の共用化により製品の低価格化に貢献します。
グリップセンサー
静電容量検出方式によるグリップセンサーです。検出エリアに対する人体の接触有無を検出します。製品形状に合わせたカスタマイズ提案が可能です。
制御ユニット
ロボットアシストウォーカーRT.2のアシスト・ブレーキ制御全般を担うモーター制御ユニットです。バッテリー管理、センサ制御、モーター2系統制御、故障検出(フェイルセーフ)、音声ガイダンス、設定変更機能といったロボット制御に必要な基本要素を備えます。アプリケーションに合わせた仕様にカスタマイズすることが可能です。
車輪駆動ユニット
移動ロボットのアシスト・ブレーキ制御に適した車輪駆動ユニットです。ブラシレスDCモーターによる静音・高寿命、低速領域における高出力トルクが特徴です。
バッテリーパック
リチウムイオンバッテリーを中心として、電気用品安全法(PSE)取得済パックを各種ラインナップしています。
LTE/GPSモジュール
汎用的なシリアル通信(UART)によって制御ユニットと接続します。広く介護ロボット等に搭載することができます。日本の電波法適合済み。
通信方式:LTE(B1,B3,B8,B18,B19,B26)
WEBサービス
制御ユニットにてアシスト制御に利用している各種センサのデータを LTE/GPSモジュールを利用してインターネット上のサーバに蓄積し、処理したデータをWEBサービスとして閲覧できます。UI等はカスタマイズ可能。
実績
受賞、認証取得等
- ロボットアシストウォーカーRT.1
- 第7回ロボット大賞 中小・ベンチャー企業賞(中小企業庁長官賞)受賞
- 経済産業省 ロボット介護機器開発・導入促進事業 <移動支援機器(屋外型)> 優秀機器認定
- 生活支援ロボットの国際安全規格 ISO13482認証取得
- ロボットアシストウォーカーRT.2
- 2017年度グッドデザイン賞受賞
- 第30回中小企業優秀新技術・新商品賞 優秀賞 (りそな中小企業振興財団・日刊工業新聞社共催、経済産業省中小企業庁後援)受賞
- 生活支援ロボットの国際安全規格 ISO13482認証取得
事業採択実績
- 経済産業省
- ロボット介護機器開発・導入促進事業
平成25年度〜26年度 「ロボット技術・ネットワーク技術を活用した歩行支援機器の開発」
平成26年度 「制動制御型歩行支援と立ち座り支援を併せ持つ屋内生活支援機器の開発」
- 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)
- ロボット介護機器開発・導入促進事業
平成27〜28年度 「直感的な使用法、自然な起立・歩行支援を実現する屋内型ロボットウォーカー」
- ロボット介護機器開発等推進事業(環境整備)
令和4年度 「ロボット介護機器の導入相談窓口 アドバイザー就任」
- 公益財団法人テクノエイド協会
- 障害者自立支援機器等開発促進事業
平成29年度 「障害者の歩行特性に合わせた支援機能を備える自動制御機能付き歩行器」
- 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
- 公募型共同研究開発事業(短期展開型)
平成29年度 「屋内型ロボットウォーカー実用化による自立支援介護サービスの提供」
共同研究・共同開発先実績
- 東北大学大学院工学研究科
- 東京大学大学院医学系研究科
- 豊橋技術科学大学機械工学系
- 京都大学大学院医学研究科
- 京都大学大学院工学研究科
- 関西学院大学理工学部人間システム工学科
- 産業技術総合研究所
- 東京都立産業技術研究センター
- 医療法人社団大和会 大内病院
- 横浜市リハビリテーション事業団
- 愛知医科大学病院リハビリテーション科
- 兵庫県立福祉のまちづくり研究所
- 徳島県立工業技術センター